一寸のパート社員にも燃える魂。

30代後半、パート社員として働くhatakeyomeの日常を記します。

選択。

現在の自分は過去の選択肢の中で最良を選んできた結果だと思いたい。

 

事実、私はとても幸せである。

 

旦那氏を選んだことは私の人生で一番の大どんでん返しだったし、結婚してからまともな生活がどういうものかというのを体得しつつある。

(1年のうち300日くらいは飲み歩いてた)

 

たまに夢に元彼が出てくる。

旦那氏の前に付き合っていた人だ。

 

転勤先の名古屋で知り合い、半年後に私は転勤で東京、彼は事故を起こし実家がある福岡に帰った。

この時彼はバイクで死にかけた。人工呼吸器をつけて3週間ほど意識不明だった。私は連絡のつかない彼に対して「他に気になる女でも出来たのかな」と病みかけていた。

 

音信不通から約1ヶ月の彼からの電話で事故ったことを知った。あとから知るのだけど彼は脳のダメージがひどく、「高次脳機能障害」だった。だから名古屋にいたことも事故のことも仕事のこともさまざまなことを忘れていた。自分の身の回りのこともままならない時に何故か私のことは覚えていたから電話してきた。

 

そのことは私を舞い上がらせた。まるで韓流ドラマ。名古屋にいたころより福岡と東京という距離も気持ちをたぎらす燃料となった。

 

 

3年か4年、遠距離を続けたけど、彼との結婚を選ばなくて本当に良かったと思う。

上半身タトゥーだらけ、酒癖悪い、社会性ない、彼の常識は世間の非常識だった。唯一、顔がタイプだった。(大好物の塩顔)

 

結婚は現実だ。好きだけじゃやっていけない。顔だけじゃ無理だ。

 

 

過去の選択肢の選ばなかったほうをたまに想像する。

あの儚くて甘美で刺激的なあの日々を思い出す。

 

それでも今の幸せには勝てない。

やっぱり私の選択は正しかったんだと再確認する。

彼にはどうか幸せでいてほしいと思う大人の余裕も持ち合わせることができた。

 

ここまで書いてきて気持ちの整理整頓には書くことが大事だなと思った。ブログのテーマに選んで良かった。

今朝の夢のことなど、どんな内容だったかももう思い出せない。整理整頓は完了。

やはり、私の選択は正しい。